届いた梅の中から外していた、傷んでいたり大きなキズのある梅を使って、梅シロップを作りました。
梅を無駄なく使うために、数回に分けて作ります。
まず、熟している物を使って一度作り、残りを追熟させます。
2回目は、残りの梅と、梅干し用追熟が終わった物から外した梅を、一緒にして作ります。
1回目と2回目は、別の容器に作り、追い漬けしません。
今日は1回目の梅シロップの作り方をご紹介します。
<材料>梅(傷みを削った後の重量) 650g
グラニュー糖 600g
※梅と砂糖の比率は1:1が基本です。今回は、傷みを切り取ったことで1粒当たりの果肉割合が減っているので、砂糖を少しだけ減らしています。
<道具>広口瓶、竹串、ざる、ボウル、ふきん、包丁
<作り方>
1.梅のホシ(なり口)を取り、良く洗う。
傷んでいる部分が混ざらないよう、より丁寧に洗う。
2.梅をふきんで1粒ずつふき、包丁で傷んでいる部分を切って、ざるにあげる。
洗った水分が蒸発するまで乾かす。
3.熱湯消毒したびんに、梅とグラニュー糖を交互に入れ、冷暗所に保管する。
一番上を砂糖が覆うように、序盤は少なめに入れていく。
アルコールや酢が入らないレシピなので、漬けこむビンは念入りに消毒してください。
保管中は1日に2~3回びんを大きく振り、砂糖をなるべく早く溶かす。3日目の状態です。
だいぶ水分が出てきました。まだ透明ですが、徐々に梅のエキスが濃くなっていき、茶色っぽくなってきます。
10日位で飲めますが、梅がシワシワになるまで(2~3週間くらい?)置いても。
梅シロップは、後半になるほど発酵しやすいです。振る回数を増やすと良いです。私は東北のせいか今まで大きな失敗はないのですが、暑い地域の方はご注意ください。
2012.7.3 5月の貝殻
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